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6月21日 森友加計問題 東芝 多忙教員 民間試験 トロントの多様性

【内容】
森友加計問題 東芝 多忙教員 民間試験 トロントの多様性


【森友加計問題】
◇「森友への強制捜査」
大阪地検は6月19日に森友学園への家宅捜索に踏み切りました。この強制捜査は国策捜査だと籠池氏は言いました。実際に確かにその通りだと思います。国会が終わった時期から捜査すれば、国会で追及される危険性はなくなります。この時期に捜査するというのには、総理や官邸の意向を強く感じます。(籠池夫人は、「安倍さんそこまでいじめんといて」と言っていました。)
◇「卑怯で卑しい政権」
総理や総理夫人は、都合のよいときには森友学園を利用しておいて、自分が危なくなったら、森友学園や籠池氏とは他人のようなふりをして、籠池氏を攻撃して自分の身の安静をはかります。 総理のやり方は非常に卑怯だと思います。安倍政権は、自分の責任を官僚に転嫁して生き残ろうとするような、卑しい根性の政権だという意見がありました。□(6月20日)

◇「加計文書の法的扱い」(報道)
「公務員法か通報者保護か」
加計学園問題において、総理のご意向という文書が文科省から出てきました。 義家文科副大臣は、文科省の内部告発について、公務員の機密保守義務への違反になる可能性に触れました。 しかし、公益通報者保護法に詳しい光前幸一弁護士は次のように言っています。「国民の知る権利を犠牲にしてまで秘密にする必要性があるとは考えにくい。」「公益通報でなくても、正当な内部告発であれば、違法な秘密漏洩には当たらない。」□(6月18日)

「内閣支持率と風知草」(現状)
風知草では、あまり政権批判はしないような印象がありました。(有識者のひとりにもなっていたと思います。) しかし今回の、総理の親友の依怙贔屓の事件では、さすがに黙っていられないようでした。 内閣支持率では、2015年の安保法制の審議の時期以来、再び、不支持が支持を上回りました。□(6月19日)
「国会批判」 写真家の大石芳野さんも、強行採決の多い日本の国会運営を批判しています。□


「東芝危機と国の責任」
原子力の平和利用(原発)は、国が主導して進めました。この結果として、東芝は原発事業にのめりこみ、現在では破綻寸前です。(しかし半導体事業は好調であり、身売りされるような理由はありません。) 現在の東芝の危機の責任は国にもかなりあるのだから、国には東芝を助ける義務があるように感じます。東芝の半導体事業を国が支援する形になっても問題ないと思います。□(6月21日)
「東芝子会社の売却」
東芝の半導体子会社の売却では、どちらかというと、高値より国益を重視してほしいように感じます。日本から好調な事業が去っていくのは寂しい感覚があります。 国のデータ保存というのは、安全保障上重要だという指摘もあります。□(6月15日)

「イージス艦の衝突事故」(報道)
米艦の衝突事故では、不明だった米乗組員7人全員の死亡が確認されました(6月19日)。事故は6月17日未明に起き、翌日には遺体が発見されはじめていました。 北朝鮮のミサイルへの防衛が手薄になる心配をする向きがありましたが、まだまだ防衛力には余裕があると言います。□(6月20日)

【その他報道など】
◇「殺人アリの上陸」 殺人アリが日本の神戸に上陸して繁殖しているようです。これには初動がいちばん重要だと思います。 初期に大規模に人や時間をつぎ込んで対処し駆除すべきだと思います。(手遅れになってから対処しても効果がありません。)□(6月18日)
◇「受信料のトラブル」 NHKの受信料を徴収する人間が、相手をボールペンで刺して逮捕されました。(広島) 受信料を徴収する人間に対しては、あまりよい噂は聞きません。□(6月18日)
◇「地震情報」(速報) 6月20日23時27分に、大分を中心として震度5強の地震が発生しました。(去年の熊本大地震から1年以上経過しています。)□ 1日経過しても、被害のニュースが入らないのは幸いです。□
◇「本の値段」 池上佐藤対談の新書本は、本屋の目立つところで売られているものの、古本チェーンでは百円で売られていました。(新自由主義を批判した新書本も、かなり安くなっていました。その他に様々な値下げがありました。)□


【多忙な教員】【提言】
◇文科省が教員の長時間労働を解消しようという動きを見せています。(加計学園や天下りばかりではありません。) これは、かなり以前からの問題であり、なかなか解決できません。□ 文科省は、考える授業,能動的学習,小学校英語,道徳の教科化,部活の学校への囲い込み,など、新しい仕事を学校に押し付けるばかりです。そして、学校の事務員や教員などはなかなか増えません。文科省の注文が多過ぎて教員が疲弊しきっているようです。教員の休職や自殺も増えているようなデータがあったと思います。□
◇文科省や教育委員会などは、教員に様々な報告書などを要求しすぎるのだと思います。報告書を書くたびに、上の機嫌を伺い、人事を気にする必要があるように感じます。このような気を使わないで、教材研究や生徒に向かう時間をしっかり取れる状態が理想だと思います。文科省があまり口出ししないで管理しないことが、教員の多忙さのいちばんよい解消方法だと思います。 (ちなみに計画書などは、様々な条件を入力すれば自動的に作成されるソフトのようなものがあってもよいくらいかもしれません。一方で、研究開発では、できないかもしれないことや予定が立たないことをするのが基本です。)□(6月20日)

「省庁再編」
経産省の時代的役割は終わったという見方を聞くこともあります。そして文科省にも、解体して各省に機能を分散する考えもあったと思います。文科省の中心は初等教かもしれませんが、これは、自治省にさせてもよい仕事だという話を以前に聞きました。□


【英語の民間試験の問題点】【提言】
◇大学入試の英語では、民間試験への全面移行は2024年度からということです。それまでは、従来の試験と併存させるということです。 しかし、グローバル化を無条件で称賛する人間(や文科省)は、民間試験を実体以上に高く評価しすぎだと思います。また、従来型の試験の意義を低く評価しすぎだと思います。どのような試験をしても、語学では、能力の一部分の試験しかできていないと思います。
◇ネイティブには、英語のどこが難しくて、外国人はどのようなところが苦手なのかなどは、分かりにくいと思います。ネイティブの作った試験には落とし穴があると思います。
◇民間試験でも、よく見ると、社会で実際に必要な英語能力を試験しているわけではないこともあります。民間試験のための勉強をして成績が向上したが、英語の能力はついておらず、外国支社に派遣されても使えなかった、というような訴えを、世間では聞くようになりました。
◇民間試験の始まりは、大量の受験生を効率的にさばくことが目的だったとも聞きます。また、留学のための最低限の能力を見るために作ったのが民間試験の始まりのようです。 これだけの試験で充分だとは全く言えないのだから、民間試験よりよい試験を大学ではつくるべきなのだと思います。□(6月20日)


【トロントの多様性】
「トロントと日本的組織」
カナダのトロントの人口の半分は、外国生まれだと言います。そして、他人と違うことをすることがよいことだという雰囲気があります。このような多様性によって、町がシリコンバレーのように活性化しています。 (一方で、日本企業(製造業)では、入社時から、みんなと同じことを同じ価値観で進めることが、生き残って出世する方法になっているように感じます。まるで軍隊の組織のようです。現在のような採用や人事をしていたら、シリコンバレーのような活気は得られないと思います。日本企業の人事制度は、非常に固い岩盤だと思います。)□

「異なった価値観の尊重」
トロントのAI企業の社員は次のように言います。「異なった背景を持つ沢山の人が異なった意見を出し合い高め合えば、より良い解決策が見つけられる」他人と違う考えができ、しかも他人を尊重もしてケンカをしないということが重要だと思います。(これは一種のブレーンストーミングの方法かもしれません。しかし、自分の主張によって自分が出世しようという根性が日本人には強すぎるように感じます。) 日本の研究開発組織では、ベクトルと叫んで、似た仕事を似た価値観で工場や軍隊のように進めることが高く評価される傾向を感じます。□

「アップルの方法」
アップル創業者のSジョブズは、「違った考えをしろ」ということをモットーやスローガンのようにして強調していました。そして、トロントではそれを実践しようとしています。□(6月18日)


【研究開発の管理職(日米の違い)】
日本の研究開発の管理職には、体育会系の精神や石頭の役人精神を持つ人間が目立つように感じます。 これは、シリコンバレーでよく見られるような雰囲気とは全く反対だと感じます。すなわち、違った専門の(背景の)人間が違った意見を出し合い、相手も尊重しながら、互いに向上するというような雰囲気は、日本的組織ではほとんど感じられません。日本人は、管理職を選ぶのが下手であり、組織はどうしても、軍隊や役所のようになりがちだと感じます。□

「役人的な調査や管理」
狭い分野の古い論文をたくさん集めて分類して残業時間に読む人もいます。(これは古い技術であり、製品開発にはあまり関係ないように感じます。) これは、役人仕事のように見えます。(一時、研究所長が各人で専門分野を持ちその論文を集めておけ、といったのが、そのような結果になったのだと思います。) しかし、資料を増やすことは、中途採用や本社の文系からは、嫌われる運命にあります。□  このような人間が管理職になると、会議や提出書類のような仕事ばかりをたくさん増やし、肝腎の研究開発の時間はほとんど取れなくなり、残業時間に本業をするような事態が起きます。□
「古い技術」
(大学院卒の多い研究開発組織の中で)40年近くも、高校生レベルの古い技術開発支援や生産現場の教育のようなことばかりしているのに、組織の中では自分の仕事が中心なような意識で大きく威張る人間がいます。(あまり必要のなくなった仕事で長く大威張りするのは、役人貴族のようです。)□

「日本の組織の印象」
日本の研究開発組織では、地位のための主張が多いように感じます。すなわち、自分の研究開発テーマがこの組織の中でいちばん偉いのだという主張です。市場や必要性や開発能力などを主張しないで、知識の多さや楽しさなどを訴えることによって認めてもらい出世しようとする意識を強く感じます。能力がないわりに謙虚さがなく、他人の主張を受け入れない場合も目立つように感じます。□

「役所化軍隊化」
短絡思考で、すぐに感情的になる管理職も増えた印象があります。研究開発部門にもかかわらず、生産現場のような単純作業ほど高く評価する雰囲気もあります。アイディアを出したり専門能力を発揮する雰囲気ではありません。これは、組織の役所化や軍隊化の一環だと思います。研究開発部門にもかかわらず、すべてのメンバーに対して営業的能力だけを評価する動きもあります。これは、研究開発の邪道だと思います。□


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