fc2ブログ
アクセスカウンター
時事評論の言論空間 http://toposjijirev.blog.fc2.com/
 [MATHPHYS] https://toposmathrev.hatenablog.com/

7月13日 豪雨被害 気象分析 災害国会 自民宴会  武士日本 人口減少 部活弊害 猿の共感  米朝関係 自衛暴走 中国通用 英TPP  株主要求 融資検査 汚染処理 散逸書籍  宗教犯罪 思想統治 道徳軍隊 理想堕落 仕事見方

【内容】
豪雨被害 気象分析 災害国会 自民宴会 
武士日本 人口減少 部活弊害 猿の共感 
米朝関係 自衛暴走 中国通用 英TPP 
株主要求 融資検査 汚染処理 散逸書籍 
宗教犯罪 思想統治 道徳軍隊 理想堕落 仕事見方


「豪雨被害」(報道)
もう梅雨が明けて猛暑になったにもかかわらず、広島では河川の氾濫が起きています。豪雨が過ぎ去ってもまだまだ安心できないようです。夕立の豪雨もあります。捜索の結果、今回の豪雨による犠牲者は170人を超えるまでに増えました。避難住民も多く、猛暑の中で復旧が進んでいます。(被災地では、国内旅行するような状況ではなくなったようです。全国の警察からの支援は、ほぼ終わったようです。)□(7月11日)
「豪雨被害の報道」
今回の豪雨災害では、確認された死者数が190人を超えました。安否不明者は50人近くになりました。家屋の被害状況、避難住民の生活の大変さ、猛暑の中での復旧作業、などが詳しく映像ニュースで伝わるようになりました。(これは7月7日頃とは大違いです。) 呉市は孤立していましたが、道路が開通して、物流が復旧しました。 しかし、梅雨明けして晴れているにもかかわらず、洪水の避難警告があちこちで沢山出ています。 汚い水はたくさん流れているものの、飲める水が足りないといいます。 伝染病の心配もあります。家具などを含むゴミの捨て場所が満杯であり、ゴミ処理も困っています。□(7月13日)


「気象の分析」
「豪雨災害の対策の手抜き」
最近では太平洋の温暖化が急速に進行しています。従ってこれからは、台風は大きくなりやすく、梅雨末期の豪雨も次第に激しくなることが簡単に予想できます。将来的には、ほぼ毎年、犠牲者が百人くらいの豪雨が発生する可能性すらあるかもしれません。最近の梅雨末期の降雨量が数日間で千mm(1㍍)くらいになるというのは異常な値です。台風より警戒すべきだと感じます。 全ての国民は、この危機的な事実をしっかりと頭の中に入れるべきだと思います。(これによって、逃げ遅れも減るかもしれません。) 4年前の広島の大豪雨災害のときから、近い未来に似たような災害が頻繁に起きることは簡単に予想できていました。しかし政府は、この対策を真剣に考えて実行して来なかったことは確かです。(最近では政府は、カジノ法
案や、議員の救済法案や、働らかせ法案や、移民法案や、自衛隊の組織改編などばかりに必死になっています。子供の貧困対策や、少子化問題には、真剣に取り組んでいないと思います。これはポーズの形だけのように感じます。)□

「中国四国の災害の種類」
中国四国地方には火山がほとんどなく、噴火による災害がなくてよいなと感じたことがあります。しかし、梅雨末期の豪雨災害がこんなにひどくなるとは思いませんでした。温暖化の続く限り中国四国地方の豪雨災害はなくならないと思います。□


「国会と災害の関係」
今回の災害は、梅雨末期の豪雨被害としては、史上最大規模のように感じます。しかしこの中で国会では、カジノ法案や議員の救済法案のようなものばかりに必死になっているようです。 特に国交大臣は、カジノ推進ではなく、被災地の復旧支援に力を入れるべきだと思います。(カジノでは、日本人から巻き上げたカネが、ほぼそのままアメリカに渡るだけだと思います。日本への投資には回らないと思います。) また、豪雨被害や死刑執行が迫った7月5日の夜に、議員宿舎では、安倍総理を中心とした宴会があったといいます。(このときの集合写真は、ネット公開されています。)□(7月11日)

「危機感を欠く自民党の宴会」
 ◇総理を含めた自民党の宴会のあった頃には、京都市が8万人以上に避難を指示しています。(自民党への非難を支持します。) この宴会のあった日の昼には、既に、気象庁が緊急記者会見をして、豪雨に警戒を呼びかけていました。(政府や自民党は、危機感や真剣さに欠けるといわざるをえないと感じます。)
 ◇宴会の数時間後には、自衛隊に災害支援が要請されました。しかし防衛大臣も宴会に出席していました。(真面目に仕事しないでゴマすりしたほうが出世するという体質は、社会のあらゆる組織に見られるようです。)
 ◇総理は選挙区の地酒「獺祭(だっさい)」を宴会に持参しました。しかし山口県の地酒獺祭の蔵元も、豪雨で被災しました。非常に皮肉な話です。総理は地元の大切な酒蔵会社さえ豪雨から守ろうとはしないで宴会をしていたことになります。 (自民党の宴会は、国民の皮膚感覚からは、あまりにもかけ離れていると感じます。党内からも、あきれられています。)□(7月11日)


「武士の日本史」高橋昌明(岩波新書) 「軍人への洗脳と敗戦」
戦国時代の合戦の常識は、近代の軍人が、(史実とかけ離れた形で)歴史を都合よく編纂した結果として生まれたものだといいます。さらにこれは、太平洋戦争などの実戦における判断にまで影響を与えた可能性があるといいます。(軍人に間違った洗脳をした結果として、日本は悲惨な負けかたをしたのだという見方もできると思います。)□
「逆転の世界史」玉木俊明(日経新聞出版社)
歴史の常識感覚を見直す内容になっているようです。アジアの先進性やモンゴル帝国についても触れられています。□


「少子化と日本社会の体質」
少子化の原因は男性が育児をしないことだという意見が女性団体からは多いようです。しかし、男性会社員は、残業までして仕事をこなさないと組織で生きていけないような状況もあると思います。また、仕事以外の同僚などとの酒の付き合いのほうが、本当の仕事だというような、日本社会に特有な意識もあると思います。(政治家もかつては料亭をよく利用していたと思います。そして、この体質は今でも変わっていないと思います。) 会社どっぷりになりやすい日本企業の体質は、子育てには向いていないと思います。(これは戦後一貫して変わっておらず、言うまでもないような話だとは思います。)□
「子育て支援」
シングルマザーでも安心して子育てできる環境が整えば、出生率は上がるといいます。(これはフランスの福祉に近いかもしれません。) このためには、金銭的支援だけではなく、子育てのための技術的支援や精神的支援などが重要だと感じます。(これはまた、核家族化の問題でもあるように感じます。)□

「日本の部活動の弊害」
 ◇日本の学校や文科省の常識は世界の非常識のように感じます。しかし日本の学校現場では、これがなかなか言えないようです。文科省は、日本の悪い伝統や常識を拡大解釈して、義務化しているように感じます。文科省が部活動を義務化したために、最近では教員が授業などの本業に時間がさきにくくなっていると思います。(昔の部活動の顧問というのはボランティア感覚であり、仕事ではなかったかもしれません。)
 ◇文科省というのは教員という部下に、仕事をなんでも与えて詰め込む理不尽な上司だという見方ができると思います。(専門外のことまでやらされて、残業ばかりのようです。日本の教員は世界一忙しいという統計があります。) これは一般企業では、もはや、パワハラの感覚になると思います。(しかも、教員が忙しい原因は、部活動ばかりではありません。)□

「類人猿ボノボの共感」(火論の抜粋)
最近ではボランティアや救出活動の話が目を引きます。そして、このような利他的な行為をするのは、人間だけではないといいます。 コンゴに野生する類人猿ボノボは、知能が高く温和な群れ社会をなすといいます。さらに、思いやりの感性と行動があるようです。 「道徳性の起源 ボノボが教えてくれること」バール(紀伊国屋書店) によると、ボノボの群れでは、一頭が小さなケガをしただけでも、たちまちに多くの仲間が行動を開始するといいます。 欲望の強くなった最近の人間社会には、類人猿に学ぶべき弱い道徳があるのかもしれません。□(7月10日)



「米の北朝鮮訪問」(報道)
ポンペイオ氏が北朝鮮訪問を終えました。アメリカ側が、CVIDや核施設の申告や検証などを持ち出すと、北朝鮮は反対するだけになるようです。これは北朝鮮には核を全て放棄する意志がないことを示していると思います。北朝鮮にはウラン資源があることを、非可逆的な核放棄がない理由としています。(ただし濃縮施設がなければ核兵器は作れません。) またもし非核化が完璧に実施されると、北朝鮮情勢は逆に不安定になると思います。 日本政府関係者は次のように言います。「アメリカ側は金正恩氏が首脳会談でなんらかの譲歩を示すものと期待していたがゼロ回答だった。失望は大きかった。」やはり米朝の首脳会談には中身はなく、会うことだけが目的だったようです。□(7月8日)
「アメリカの転換」(報道)
アメリカ側はCVIDの要求を弱め、北朝鮮と同様に、示威行動を抑制する脅威削減へと政策方針を変えた可能性があるといいます。(ロイター7月4日)□(7月7日)

「自衛隊の発言の暴走」
自衛隊の幹部が民放のBSに出演して発言しています。「CVIDから一歩も引いてはならない」しかしこれでは全く交渉になりません。これはアメリカ側の一部の対応にも反した行為です。 軍部どうしが交渉すると、双方が感情的になり、すぐに軍事衝突の事態にもなりかねないような危険性を感じます。 そもそも基本的に、自衛隊幹部が外交関係の発言をするのは、文民統制の原則や憲法に大きく違反していると感じます。自衛隊は政治や外交の決定に従うべきだと思います。みずから力の行使もありうるというのは政治を無実したとんでもない行為だと思います。(これは憲法9条1項にも違反していると思います。)□(7月11日)
「危険なCVID」
CVIDには逆に危険な側面もかなりあり、これが、自衛隊にはなかなか理解できていないようです。(CVIDによって中国が北朝鮮を軍事支配しやすくなることも考えられます。) この状況は危険極まりありません。CVIDは、軍事的な力をちらつかせてまで苦労してする話ではないと思います。□


「中国式は通用するか」(経済観測の要約)
中国は独裁国家であり、動きは迅速であっても、国際社会ではこれが欠点になる場合が目立つようになったといいます。 例えば、中国の資金に頼って港を整備すると、最終的にはスリランカのように港の使用権を中国に取られることになると思います。また、マレーシアの汚職には、中国の体質が関係していました。マレーシアでは、中国の関係した3件のプロジェクトの見直しが進んでいます。 一帯一路という中国の国際構想については、国際的な熱気はしぼんでいるようです。(北朝鮮も、中国の経済支援の方法には疑問を持っていることが想像できます。)□(7月10日)


「イギリスがTPPに参加か」
イギリスがEU離脱する動きは、日本にとっては、直接にはあまり関係ないことだという感覚でした。しかしイギリスは、新たな枠組みとして、TPPへの参加を検討しているといいます。(TPPはあくまで貿易のみの条約であり、EUのような強い拘束はないと思います。) イギリスがTPPに加入することになるとTPPの意味が大きく変わるかもしれません。イギリスを歓迎する声も多いことが想像できます。□(7月8日)


「株主の要求の変化」(経済観測の関係)
最近の株主総会では、株主の建設的な提案も見られるようになったといいます。敵対的買収の雰囲気も減ったといいます。 しかし気掛かりは、機関投資家が、高めのROEを要求して、株主を短期的に大きく儲けさせることを機械的に要求し続けていることです。これは、企業の長期的な体力や利益を落とします。
また、経営に関する提案より、経営権を欲しいというような要求も目立ちます。これは、取締役の社内外構成の比率の変更などの要求になります。しかし、経営権が株主側に次第に渡れば、株主は会社の代表と相談や議論をしないで勝手に独裁的に経営できるようになると思います。会社に特有の内部事情を知らないで、学問のような机上の空論で会社をいじり回すのは危険だと思います。(株主だけが神様のように正しい経営ができると言いたい人がいるようですが、神様のような人間はいないと思います。)□(7月11日)

「融資の検査を廃止」
金融庁の検査局は廃止されることになるといいます。マニュアル通りの画一的な検査はしないといいます。(しかし、ずさんな融資を防止するためには、マニュアル通りの検査は最低限すべきことだと思います。) 金融機関の創意工夫を促す対話を重視するといいます。(しかし現実は二者択一ではなく、検査監督と対話の両方が必要だと思います。) 管理が甘いという印象があります。創意工夫といいながら、ばくちのような危険な融資が増えるかもしれません。融資の創意工夫ほど危険なことはないかもしれません。□(7月10日)


「トリチウムの扱い」
 ◇福島原発の汚染水処理では、処理機のアルプスを利用しても、最後にトリチウムだけは除去できませんでした。これは、トリチウムが化学的には水と同じ性質を持つからでした。 しかしこのままでは福島の敷地にトリチウムのタンクが増えるだけです。政府はトリチウム水の処分を検討開始しました。(ただし、トリチウムの処理技術も開発できないことはないという話もあります。)
 ◇トリチウムの半減期は、セシウムの約40年よりは短いという、ちょっとした安心感はあります。また、水と化学的には同じだから体内には蓄積しないだろうと予想できます。(しかし量が量だから、海水で希釈しても不安になります。海洋放出なら、例えば1万(ベクレル/キログラム)の値を最低限5百以下に希釈する必要があります。台風に撹拌してもらうのかというような話も出るかもしれません。海の広さに今のところは助けられています。国際的非難も心配です。魚の放射能検査も強化する必要があるかもしれません。)□(7月12日)

「散逸書籍を日本で発見」(木語抜粋)
「群書治要」は、唐の大宗の命で過去の書籍から治世に役立つ記述を抜き出し50巻にまとめたものであり、631年に完全した。(経書や晋代までの正史やその他の群書から抜き出した。経書は儒教の経典や四書五経などになる。) 中国では戦乱で散逸したものの、遣唐使がこれを持ち帰り、日本では天皇家などに長く伝えられた。これは長崎出島を通じて清に渡った。
「群書治要」は完成の約2百年後に、日本で貞観の治を支えた。(富士山では貞観噴火によって青木ヶ原樹海の下の溶岩ができた。) 仏教の経典でも、中国でいくら探してもないものが日本に残っていたことがあるという。□(7月12日)


【その他】
◇「珊瑚礁の白化対策」
ハワイ州では、珊瑚礁の保護対策として、日焼け止めクリームを禁止するといいます。ハワイ州は、珊瑚礁の白化の原因が海水の温暖化だけではないことを認めた形になります。□(7月5日)
◇「日大問題」
日大の田中理事と、投資詐欺の疑いのある人物との関係が、報道されています。□(7月4日)


【「オーム事件の感想」】
 ◇松本死刑囚は、一部の信者と一緒に天国のような理想の社会を作ろうという夢を見たのかもしれません。(ただし、それが何なのかは、自分にはよくわかりません。) その夢の実現のために、オームは、選挙に大量に立候補したり、サリンで革命を起こそうと考えたりしたのだと思います。(それにしても、出家させて財産を寄付させるというやり方は、あくどい洗脳だと思います。)(オームと暴力団との大きな違いは、大量殺人兵器によって革命を起こそうとしたことだと思います。)
 ◇また、裁判で堂々と戦ったり教団の運営を反省ししようとしたりしないで、弁護士一家を殺害するというのは、ひどい犯罪集団だと思います。教祖本人かどうかは別として、教団幹部の中の誰かが、カネの亡者だったように感じます。実際には教祖への忖度が大きかったようです。内部事情は証言で知るのみしかなく、裁判を見ない一般人にはわかりません。(個人的には1995年頃は深夜12時頃まで残業ばかりで、オームのことは詳しく知る機会はありませんでした。)

 ◇(ただひとつ言えるのは、選挙戦略が下手だったと感じます。予備調査すれば、票が集まらないことはすぐにわかると思います。また、大量立候補するのは、既に何人か当選者が出てからの話になるはずです。また、オームの理想と国民全体の理想とは違うはずであり、政策の共通部分や受け入れられる部分を探る努力があったのかという疑問もあります。)

 ◇弁護士一家殺害によって教団は一線を越えて、殺人者集団になってしまいました。さらに、身内さえ殺すようになりました。(これは、連合赤軍がソーカツによる殺人を開始したことを連想させます。またこれは、新撰組にも似ています。ここでは、暴力団の中のような心理が働いたように感じます。)
 ◇オーム事件では、外部との交流の少ない閉鎖的な組織における集団心理の暴走の怖さを感じます。(形は違うものの、閉鎖的組織における集団心理の暴走は、政界や財界などの様々な組織においても見られるように感じます。このような組織は、庶民感覚から離れやすく、常識感覚がずれやすいように感じます。)□


【「思想間から統治間の競走へ」】
◇「純粋な思想の欠点」
中国でさえ、共産主義を次第に放棄しつつあるように感じます。そして、資本主義とのベストミックスのようなものを探っているように見えます。そして中国は、それなりに成長しています。□ しかし、アメリカや日本は、新自由主義のような、原理主義的な資本主義をまだ追求しているようです。しかし現在の世界では、資本主義の弊害が蔓延しており、資本主義の行き詰まりを指摘する学者も出ています。□ 生の資本主義は使いものにならず、昔から、イギリスの子供の炭鉱労働者が若死にするような問題が発生してきました。このために資本主義は古くから修正が繰り返されてきたのだと思います。これが人類の知恵だと思います。□
◇「超現実的な理性主義」
資本主義にも共産主義にも問題点は沢山あります。重要なことは互いの利点や欠点をよく知り尽くして、現実を見て修正して最適な方向を選択することだと思います。(思想間から統治間へ) これは、ひとつの思想に捕われない、超現実的な理性主義だということができると思います。(このときの政治判断では、個人的な利害関係や特殊な団体の利害関係ばかりを考えていては、間違いを起こします。国全体や一般の国民や庶民全体の利益を考えるべきだと思います。)□




  「以下 別件」

【道徳と軍隊と研究開発】
◇「星野君の二塁打」(明日元気より)
道徳の教科書では、星野君の二塁打という題材が話題になっています。監督の指示命令のバントに反して二塁打を打ち勝利に貢献したものの、出場禁止になるという話です。教科書では、命令違反はいけないということを訴えているとしか考えられません。(野球の戦略や文化から見ても、犠牲バントには確実な効果はないようです。また、出場禁止はパワハラだと考えられます。)□(7月11日)

◇「教材の意味と命令」
この教材は、権力者に少しでも歯向かったら大変な罰を受けることになるからやめろというメッセージでしかないと思います。下の人間の提案は組織への批判であり処罰されるべきだという考えになってしまうと思います。考えたり工夫することは犯罪であり、下手な命令に従いさえすればよいということになります。(これは少なくとも研究開発の遂行方法とは全く違うと思います。) 命令より、効率的な方法があるのに、方法まで含めて細かく命令するリーダーは、企業組織にもよくいます。専門的な知識技能がないのに強く命令して威張りたがる人間が多過ぎるから、このようになるのだとよく感じます。(この教材は、上の人間は、間違ったことでもなんでも命令してよいという主張にもなります。) □

◇「軍隊と研究開発」
 ◇「軍隊」 特攻隊の中にも、死ななくても似たような被害を与えることができる人がいたと思います。しかし軍隊は、死ぬことを全ての人間に命令しました。また、どうせ死ぬなら、より効率的の攻撃で死にたいという人もいたと思います。しかし、そのような願いは、かなえられませんでした。(最近の道徳教育は、軍隊の悪い体質を引き継いでいるように感じます。)
 ◇「企業」 工場の生産現場でさえ、下の人間の改善や工夫によって生産効率を上げていると思います。また、研究開発では一人一人が個別の違う分野のテーマを遂行していることもよくあります。このような状況で、上の細かな命令が絶対的だということはありえません。専門的な知識や技能は担当者のほうが遥かに上のこともよくあると思います。(現在の日本の組織では、全ての人間が同じ作業をすることのほうが珍しいと思います。)□
「リーダーの失敗」
専門的な知識や能力がないのに威張っておかしな命令をしたいだけの管理職は、自分のやり方がいかに組織を崩壊させているのかを強く認識すべきと思います。また、元気で威張りたいだけの無能な人間を、組織のリーダーにしてはいけないと思います。これは全員参加型の人気投票の欠陥かもしれません。(工場などの人気投票によって研究開発の管理職が決まると、組織は崩壊状態になると思います。)□  研究開発では、組織の方向性やベクトルを軍隊のように統一するやり方より、多様な価値観や考え方やアイデアを尊重した方法のほうが、画期的で創造的な成果(あるいはイノベーション)が得られやすいと思います。しかし、体育会系の管理職は、これに大反発します。(そもそも、数学の観点では、用語ベクトルの使い方が間違っ
ています。)□


【組織の理想と堕落】
◇「組織の一理想」 「苦労して考え、変われる人間が中身のある分厚い人間になる。そしてリーダーとして全体のために正しい判断をする。」これは正しくても、あまりにも大きな理想であり、現実とは違い過ぎると感じます。楽なこと(簡単なこと)をして楽しもう(好きなことだけをしよう)という人間がかなり多いように感じます。これは、人事が優秀社員と判断する人間に多いように感じます。また、単に、昔の労働量を自慢して威張るだけというのもどうかと思います。□(7月11日)
◇「目的から手段への堕落」
問題は、仕事の真の目的を忘れている人が多すぎることだと思います。これは担当者だけではなく命令する管理職も含めてのことです。目的ではなく先端の設備を利用した手段だけを楽しむ人や、手段や見かけの結果だけを評価する人が多過ぎると感じます。 この傾向は、専門の知識や技能のない人間が増えると顕著になります。教科書的な基本知識があり、論文や学会での話に頻繁に触れていれば、すぐにわかるようなことを、わからないといって膨大な費用と時間をかけて作業する傾向があるように思います。(組織が大きくなり予算をかけて大騒ぎするようになれば、このような基本的な疑問はかき消されてしまいます。)□


【仕事の見られ方】
 ◇「誰がやってもいいこと、誰でもできることをやりたがらない人が本当に増えた」といいます(水説)。 しかし、作業内容をよく見ると、技能や体力が必要なこともあると思います。誰でもできるだろうと感じる作業が実際にはできない人もいます。
 ◇誰でもできるだろうと世間一般で見られている仕事(誤解されがちな仕事)では、しごかれバカにされ給料が低いように感じます。これは、経営者が人件費を削減するために仕事自体を低く評価するのだと思います。
 ◇(コンビニでは沢山の金融的なサービスまで扱っています。これはそれなりに訓練されなければできません。また、体力的にも大変だと思います。これは、誰でもできる簡単な仕事とは言えないように感じます。社内でもコンビニ的な扱いをされがちな仕事があるように感じます。)□(7月11日)

「研究開発部門における事情」
 ◇雑用という言葉では、大学の先生が謙遜して自分は研究以外の雑用もすると話すことがあるように思います。しかし企業の研究開発部門では、女性事務社員の仕事を雑用と呼ぶ人が出て、反感を買うことがあります。(会社の仕事の中には雑用があってはいけないと思います。)
 ◇簡単に見えて評価の低い仕事でも、実際には、こつや慣れのようなものが必要なこともあると思います。また、研究開発対象を高度で難しいように説明する人間ほど、実際には、高校生レベルの簡単な作業をしていることもあるように感じます。 仕事を高度で難しく見せる人間が高く評価される雰囲気を感じます。また、わかりやすい仕事は、実際には作業が大変でも、低く評価されバカにされるような傾向が強いと感じます。□
スポンサーサイト



Comment

Post Comment

非公開コメント

Latest posts