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2月8日「勤労統計問題一般」貧困 米露 虐待  先端技術開発 喧嘩腰の議論 試験 民主  イジメの体質

【内容】
「勤労統計問題一般」貧困 米露 虐待 
先端技術開発 喧嘩腰の議論 試験 民主 
イジメの体質


【勤労統計の不正問題】
 ◇勤労統計の不正問題では、あらゆる面で、問題の矮小化が目立ちます。しかし、政府や厚労省は、経済政策の効果を偽装していました。賃金が上昇しているのなら、安倍政権の経済政策は成功していることになります。反対に賃金が下降しているのなら、経済政策が失敗していることになります。しかし、政府や厚労省は、実際には下降している賃金を上昇しているように、統計を偽装したことが確実です。
 ◇下の役人の不正を問題にして首にしても、全く問題は解決しません。不正統計の原因調査の方法が正しいかどうかを問題にしても意味はありません。これは下に責任転嫁しているだけです。間違った統計を出させ、政権の経済政策が成功しているとウソをついたことが問題だと思います。厚労大臣を解任しても意味はありません。政府や日銀(や財務省)がウソをついて(偽のデータを使って)経済金融政策を推進していたことが問題です。□

 ◇例え政府が勤労統計の不正改竄を指示していなくても、政府の強い支配下にある役人が政府を忖度してニセのデータを出したことが問題です。これは民間なら管理不行き届きで懲罰の対象です。 こんな杜撰(ずさん)なデータを出されても気がつかないというのも大問題だと思います。政府官邸の能力がないことになります。日本の役所の調査能力が低下していることを認識して人員補強などをすべきだったのだと思います。(また、政府に都合がよい方向だけに間違うというのは、なんらかの悪意や忖度が働いているように感じます。)□

 ◇勤労統計不正によって、金融緩和などの経済政策には全く効果がなかったことが判明しました。しかも、効果があるように偽装までしていました。(ここではふたつの罪を犯しています。これは森友問題とも共通します。) これからは、新しい政権で新しい政策を実行すべきです。この問題はすでに詰みだと思います。弾劾裁判をすれば安倍総理の負けであり、安倍総理には退陣する同義的責任があると思います。日本の政治制度では、総理を裁くことができるのは総理だけです。(今までは任期が短いために日本の総理制度の欠点は問題になりませんでした。選挙制度の改革は、大失敗だったと思います。まずは暫定的に元に戻し新規の改革を議論すべきだと思います。)
 ◇今回のように、目玉政策の失敗の隠蔽が暴露されても、総理が政権にしがみつけるのなら、日本の政治制度は腐り切っています。また、総理は恥知らずの無責任です。鈍感で傲慢です。総理は、自分のつら(面)の下げかたがわかっていません。総理は、政策の失敗とその隠蔽に関して謝罪すべきだと思います。□ (金融緩和政策は、賃金を上げるどころか下げることがわかりました。これでは、物価上昇目標が達成できるはずがありません。安倍総理は、自身の金融政策の大失敗を認めるべきだと思います。)□

 ◇勤労統計の不正問題は、年金などの給付額を調整して増やしただけで済むような問題ではありません。これは、より大きな問題です。まず、消費税増税は、延期すべきだと思います。そして、百害あって一理ない金融緩和政策は、軟着陸させながら早急に中止すべきです。これは応急処置のカンフル剤であり、1~2年で中止すべきだったはずです。アベノミックスの根本的な部分が失敗していました。□ 政策を失敗して、しかも故意に悪意を持って政策のデータを偽装改竄し、政策の失敗を隠蔽した安倍総理は、早急に退陣すべきだと思います。□

「統計不正と隠蔽体質」
勤労統計の不正問題では、組織的隠蔽はなかったという報告書の作成に、当の組織がかかわっていました。(これでは、組織防衛的な動きが出ても思議ではありません。自分に有利な虚偽の報告になり易いと思います。身内によるお手盛り調査は調査とはいえません。) これでは、報告書の内容を、とても信じられません。これは、ダチョウもビックリの頭隠して尻隠さずです(余録)。□ (安倍政権は、辺野古では、形だけの珊瑚の移植をしました。また伊勢志摩サミットでは、外国の首脳を騙すような、説得力が全くない経済データを出しました。安倍総理は、メッキがすぐに剥がれるような軽いウソをつき過ぎると感じます。)
不祥事が発覚して事態収拾をはかっても、これが全て火に油を注ぐ結果になっています。森友学園関係の財務省の文書の改竄と、改竄の隠蔽も、似たような動きになっていました。□(1月31日)

「方向違いの金融緩和」(不正統計事件)
日銀の雨宮副総裁は、金融緩和の副作用の手当をしないで、物価上昇目標を最優先にすると会見しました(1月31日)。これは、金融業の犠牲がいくらあっても物価を上昇させるという判断であり、詐欺の被害者のような、切羽詰まった心理なのかもしれません。□ しかし、今回の不正統計事件で、金融緩和の物価上昇への効果はないどころか逆の効果さえあることが判明しました。無意味な金融緩和は、もうやめるべきだと思います。金融緩和はもう充分であり、企業の内部留保も増えました。金融緩和より大企業が賃金(や下請価格や福祉負担)などを上げることのほうが、物価上昇には重要なことがわかりました。(金融緩和はソフトランディングの形で早急にやめるべきだと思います。金融緩和は方向違いの間違いだらけの政策です。)□(2
月1日)
「為替効果」 金融緩和によって円高になると、日本の製品は売れずにアメリカの製品が売れます。しかし日銀は、アメリカ経済が支えられよくなることは日本経済にはよいと言っています。これはもはや、目茶苦茶な理論だと思います。日本の財界は常に円安を望みます。□(2月1日)

「世界の子供の貧困」
 ◇世界中の国々では、競争のように法人税を下げており、企業に逃げないようにお願いしています。一方で、世界中の国々で福祉予算が減っており、子供の貧困が進んでいます。(国際的大企業が国家予算を減らし、世界中の貧困を拡大しているという認識が正しいと思います。)□
 ◇世界の子供の5人に一人の約4億人が、極貧状態で生活しているといいます。(国連ユニセフが2月5日に発表。ILOとの共同発表。) 一方で、社会保障が貧弱だといいます。日本は、先進国中でも特に、子供の貧困率が高いといいます。(安倍政権の経済政策は、失敗していると考えられます。) 先進国であるOECD加盟国の27ヶ国でも、子供の貧困率が1割を超えているといいます。□(2月7日)
「給食費未納」鳫咲子(光文社新書) (子供の貧困,食生活の二極化,社会保障としての給食) ※鳥のカリ(ガン)には様々な字体がある。「雁鳫鴈」(鳥は11角)□


【その他の話題】
◇「INF破棄と中国の動き」
米露の中距離ミサイル条約の破棄で、米露の対立が激しくなります。ここで中国は米露両国と対立していると思いきや、中露が軍事的に接近する動きがあります。(以前に中露は、合同軍事訓練をしていました。) 結果として条約の破棄は、ロシアに有利に働き、アメリカに不利に働くことになります。トランプ氏はこれを理解していたのでしょうか。□(2月3日)

◇「最近の外交トピックス」
日韓の徴用工問題は、まだ揉めているようです。日本側が少し強い態度に出ました。日露の領土交渉との関連では、安倍総理は、日本固有の領土という言葉を避けて、領有権だけを主張する立場に後退しました。米朝会談はベトナムに決まりました。しかし、会談自体がトランプ氏の目的かもしれません。会談の中身は詰められていないように感じます。米露のミサイル(INF)交渉では、この軍縮条約は自然消滅することが決まりました。□(2月7日)

◇「リニア新幹線の電力」
高速道路の最高時速が部分的に上げられました。一方でリニア新幹線は、例え完成したとしても、日本にはこれを走らせる電力がないと思います。少なくとも夏のクーラーを使う時期にリニアを走らせると、熱中症で死ぬ人が増えると思います。猛暑の夏に火力電力というのは、気温をさらに上げると思います。□

◇「児童虐待事件」
船戸結愛(ゆあ)ちゃん(船橋市5歳)(2018年3月),栗原心愛(みあ)さん(野田市10歳)(2019年1月24日発見)の凄惨な虐待事件が相次いでいます。 先生は虐待の文書をもらったら、書き写すか入力し、原本は廃棄したほうがよいように感じます。また、学校はブラック企業であり、先生は忙し過ぎます。先生の本業は授業をすることだと思います。家庭の虐待への対処は、先生が抱え込むような仕事ではありません。先生が報告するだけで真剣に対処する組織を作るべきだと思います。家庭の虐待は教育委員会の仕事とは全く違います。教育委員会は警察沙汰に首を突っ込むべきではないと思います。□ 駆け込み寺のような組織やシェルターの充実が必要だと思います。暴力を振るう側に情報が漏れる失敗が多過ぎると思います。また、家庭に戻
ってからの対処が非常に難しいと思います。再び虐待が起きないかを常に調べる必要があります。虐待がないとウソを言うかもしれません。虐待には、専門の対応が必要だと思います。□ 2件とも、児童相談所どうしの連携ができていないことが虐待の拡大の原因になりました。転校や引っ越しをすれば、虐待管理の仕事を引き継げません。虐待されている児童のデータベースのようなものを作り、全国の児童相談所で共有すべきだと思います。警察で全国の虐待を管理してもよいかもしれません。□(2月2日)


【「真の先端的な技術開発」】
 ◇慶應大学の初代工学部長は、戦争中に、航空造船関係の学科の新設を拒否したということです。「すぐに役立つ人間(即戦力)はすぐに役立たなくなる」という主張だったといいます(野沢和弘)。 確かに、楽しい流行研究ばかりを追いかけるオタクのような人間が目立つように感じます。(2月2日)

 ◇陳腐化した研究ばかりをする教授が問題だといいます(小林善光)。確かに、反応工学や電気回路などは、専門学校のような教科であり、発展性は少ないように感じます。(インテルの論理回路のような技術は大学研究とは違うと思います。) 一方で、研磨や鍍金(メッキ)や溶接などの陳腐化したような技術は改良され、先端技術を大きく支えています。インテルのCPUの多層配線には、このような陳腐化したと考えられた技術が改良されて使われており、これがなかったらインテルは製品を造れません。 太陽電池の技術も陳腐化したような印象がありましたが、曲げられる太陽電池をコツコツと実用レベルに近づけたのは日本人でした。□

 ◇企業で、製造技術の研究ばかりしていたら、日本は世界に遅れると思います。製造技術と商売技術が一体となり、巨大なネット企業が生まれました。日本は、この動きに乗り遅れています。 これからは、「もの」から「こころ」へ研究対象が移行しているともいいます。 また、日本発の技術は多いのに、量産の人件費などの問題があり、日本が日本の技術で儲かっていないという現象も見られるようになりました。企業の研究開発とは何かを根本的に定義し直すべきだと思います。(大学に企業が資金をあまり出さない問題があります。それなら企業が大学から採用して、日本が弱く論文が少ない工学研究分野を企業が予算をつけて推進してもよいかもしれません。ただしこれは、基礎研究とは対立して足の引き合いになるために、
基礎研究とは分離すべきだと思います。)□

 ◇次のような方向が重要だといいます。「AIなどの先端の情報技術を、物理化学電子などの技術と結合する」「エネルギー,環境,脳科学,光量子計算機」しかし、以上もかなり陳腐化してカビが生えているように見えます。沢山の予算を使ってオタク技術者が楽しみながら大威張りする研究開発テーマに堕落し易いように感じます。システム的技術開発は、革新的イノベーティヴな技術を組み合わせるだけの単純作業になり易いかもしれません。先端に見える研究開発テーマは、覚めた目でコツコツと推進する姿勢が重要だと思います。□(1月31日)


「ヴォルテールの主張」
「私は貴方の意見には反対だ。しかし、あなたがそれを主張する権利は命を懸けても守る。」直訳は以下の通り。[私は貴方の言うことにOK(ダコー,賛成)ではない。しかし、貴方がそれを言う権利を持つためには、私は死ぬまで戦う。](ヴォルテール(仏哲学者)の言ったとされる言葉)□
 ◇一般人や一般社員は、「私はあなたの意見に反対だ。だから、あなたの発言を抑制してつぶすことに力を入れる。」という立場の場合が大部分だと思います。(仏哲学者のような高い意志を持った人間は出世できないようです。日本企業の人事とは、この程度のレベルの低いものだといってよいようです。酒飲みの喧嘩のようなことをして偉くなるようです。)
 ◇日本社会では、喧嘩腰で感情的に他人の知識や思考の結果に文句をつけ抹殺することに必死になることが非常に多いと感じます。相手が正しいければ自分の立場がないというような人間が多いのかもしれません。また、正しいかどうかとは関係なく、人の好き嫌いだけで反対することも多いように感じます。本来なら、好き嫌いに関係なく、是是非非の立場で他人の意見や主張を判断すべきなのだと思います。正しいと思ったら、誰の意見でも採用し実行すべきだと思います。(意見を採用した人を評価することも重要だと思います。)□
 ◇最近では自民党内部でさえ、言論の自由や民主主義が失われ独裁政治に近づいているように感じます。放送中に官邸から放送局に電話がかかるという話もあります。すなわち、報道や言論の自由が日本では減っていることになります。言論の自由は意識的に守ろうとしないと、失われ易いもののようです。□

【基本道徳】
「議論における創造と破壊」
自分の集団の意見を代表しその意見を変えずに、相手の考えを攻撃否定することだけを目的とするのなら、これはもはや議論とは言えません。これは、体育会系の試合の発想かもしれません。相手に勝つことだけを目的にしており、間違った無責任な方法でも議論に勝てばよいことになります。(しかしリーダーとは真空中立状態が理想だと思います。特定の立場だけを擁護してはいけません。全ての意見主張を公平に聞き最適なものを実行すべきです。リーダーはブレインになる必要はありません。また、正しいブレインが出世するという発想がよくないように感じます。ブレインが感情的になり反対意見を無意味に攻撃してはいけません。これは負けを認めたことになります。)  本来の理想的な議論の方法は、次のようなブレーンスト
ーミングのような方法だと思います。 相手の意見を否定せずに、自由な雰囲気で互いに意見を出し合い、誰の意見でもよいものは取り入れて、よいものを集団で作っていく。 特許関係の仕事の人は、ブレーンストーミングのほうを重視します。これは政治的には、是是非非の立場になると思います。 一方で、相手を形だけ言い負かしたような形を目標とするディベート教育は、アメリカの悪い習慣だと思います。(後に冷静に分析すると、ディベートで勝った根拠の論理や情報は貧弱で意味がないことがよくあります。)□
「議論において悪態は、間違っている者の理屈である。」(Sシャンフォール)[仏の詩人作家]


【名言】「偽善者は素晴らしい約束をする」[フランス革命の省察]Eバーク(英の政治思想家) 素晴らし過ぎる政治的公約は、実行できずに、なされないことが多い。 多数の人間を感激させる素晴らしい業務計画を示す人間がいて、実際にこの人に仕事を任せてみると、失敗して成果を出さないことが多い。すなわち、口先人間のことが多い。論語では「巧言令色鮮矣仁」という。※(矣(い)は、断定や推定の意味であり、敢えて訳さない)。□
「中国の歴史記録」
昔の中国でも次のような話があります「親は戦争の達人であり子供は親を負かすほどの口達者だった。しかし王様が戦争を子供に任せると、精鋭を引き連れても惨敗してしまった。母親は子供が口先だけであり戦争はできないことはわかっていた。最終的には慣例が破られ、母親は死刑を免れた。」(司馬遷・史記)


「無力な試験と無力な東大」
「負けない力」橋本治(大和書房)という本で、作家は知性を論じた。受験に通る数値で計れる頭のよさが勉強(学習,管理,研究開発なども含まれるだろう)ができることとは限らないという。(確かに例えば、英語のTOEIC試験は、英語能力の一部の試験でしかなく、これではアメリカでとても仕事ができない。そして、不幸なめにあうという喜劇や悲劇がある。) 東大を出て研究開発の管理職になっても、短絡思考ですぐに感情的になり、理解力不足では意味がない。これでは知性も理性も感じられない。 また、レベルの低い古い研究開発テーマをだけを40年もしていてプライドだけは高い中途採用の東大卒も問題だ。 また、大学の知識を馬鹿にして、専門学校レベルの膨大な知識だけで大威張りしている東大卒も問題だ。このような人
間が研究開発を支配すると、大学や大学院レベルの研究開発は評価されず仕事として認知されず、ドクターは大量に退職することになる。そして研究開発は、高卒レベルの下請け感覚の仕事ばかりになってしまう。□


【書籍】(紹介感想)
「政治の衰退」Fフクヤマ(講談社) 民主主義の成功の方法
民主主義が最高の政治体制だというのは、ほぼ先進国の常識だと思います。ただしポピュリズムの問題もあります。(大衆迎合主義,衆愚政治などとも言われます。) また、アメリカには次のような言い方もありました。「民主主義は最悪の政治体制だ。その他の全ての政治体制を除いては。」□
[要点1]民主主義が安定し満足されるための条件は次のようなものだといいます。(1)官僚が自立的で有能。(2)法が支配し、法律が権力者にも制約を加える。(単に公正な選挙制度だけではない。) 「感想」以上はまるで、日系人が独裁的な安倍政権を批判しているかのようです。□
[要点2]以上の政治制度を機能させる条件は次のようなものだといいます。 中産階級が誕生(存在)している,中産階級が政治制度を信頼している,(その政治制度が社会常識になっている)□ 「感想」しかし安倍政権は、一部の大金持ちと貧困層を増やす政策を取っています。(貧富の格差,社会的分断の促進) 理性的で配慮や熟慮に富む中間層は、次第に減少しているように見えます。□(独裁者の敵は理性や熟慮、知性や教養だといいます。東大を出て成績は私立よりよく、研究開発部門の管理職になっても、短絡思考で理解力が少なく、小さなことで大声で怒鳴ってばかりいては意味がありません。大衆は無能で感情的な人間が好きなようです。)□

「「当たり前」をひっくり返す」竹端寛(現代書館)
以下のような常識に挑んだ三人の記録。「詰め込み型の教育,知的障害者や精神障害者の隔離」(問題解決型の教育への取り組みに挑む)。三人には、社会は変えられるという実践の楽観主義が共通する。□


【イジメ】
「イジメの精神病的な体質」
 ◇イジメのある学級と政治の世界や企業の派閥争いなどは、心理的に非常に似ており、見ていて飽き飽きします。人間とは進歩のない動物だと思います。大人の様々な世界が子供どうしのイジメに繋がっているのかもしれません。また、多くの大人は、一度、子供の組織や体育会系の組織を卒業して人間関係を反省すべきなのだと思います。(南の孤島で一年くらい頭を冷やして反省してもよいかもしれません。趣味が山登りの人もいますが、性格はまちまちであり、あまり効果はないかもしれません。心理カウンセリングや坊さんの説教なども、ある程度効果はあるかもしれません。)□

 ◇イジメ体質の悪い組織では、強いか弱いか、好きか嫌いか、敵か味方か(派閥争い)、などが判断材料になります。社会的に正しいのか、全体の利益になるのかなどは全く考慮されません。(この悪い組織は体育会系の精神論による感情的で独裁的な組織だといってもよいかもしれません。すなわち、ここでは、理性や知性や論理や思いやりなどは敵対視されます。)□

 ◇子供どうしが多面的にプラスに(友好的かつ相補的に)繋がれば、児童が安心できるクラスになると菊地省三さんはいいます。よいところを褒める加点法や個性を認め伸ばす教育が重要だといいます。(一般的に子供や体育会系の人間は、必要もないのに他人と深く関わり過ぎだと感じます。そして、いがみ合いなどが始まります。子供には、正しい人間付き合いをする能力がないと考えるべきだと思います。学校を卒業したら一度、ひとりで静かに人間付き合いを反省する環境を整備すべきだと思います。これがなければ、一生子供の心のまま社会を混乱させることになります。)□

「イジメ対策の成功例(論語や聖書の精神)」
 ◇大阪市立の大空小学校は、かなり理想に近い学校だと思います。「自分がされていないことを他人にするな言うな」を学校唯一のルールとしているといいます。(これは、自分から攻撃やイジメをするなという意味になります。論語と似た精神ですが、イジメの発生の防止策になっています。日本の憲法に似ています。) 一方で論語では「自分のして欲しくないことを他人にするな」と言っています。これは、反撃をすれば応酬になるから反撃をするな、という意味にもなります。また、相手の気持ちを想像しろという意味にもなります。(日本憲法では、防衛的な反撃は認められています。) また聖書では「自分のしてほしいことを他人にせよ」といいます。これも悪くはありませんが、有り難迷惑になる可能性もあります。それは、
自分だけが喜ぶ行為かもしれません。(動物どうしは言葉ではなく行為で要求するために、このような関係になります。)□ 

 ◇岩本由紀校長の大空小学校の関係では、複数の教師や地域の人などがチームのように児童に関わるといいます。□  イジメで教師ひとりが悩みを抱え込み個人の責任を考えるようなことはありません。イジメは学校外でも起き地域社会全体の問題と考えるべきだと思います。地域の(交通や体育などの)ボランティアや警察などとの連携も重要だと思います。イジメ対策専門のボランティアや職員も必要なように感じます。このイジメ対策は、女性校長でよかったことかもしれません。□


「学校ぐるみのイジメ」
2016年に山口県周南市で、高二の男子が自殺しました。ここでは、生徒も教師も一緒になって、この生徒をからかっていたといいます。これはもはや学校ぐるみのイジメです。例えば先生がこの生徒だけに雑用を押し付けていたといいます。□(2月6日)

「中途採用の心理」
中途採用組は早く帰宅します。中途採用組は責任を果たさないで問題になったときには他人に責任を押し付けることが非常にうまいと思います。中途採用には、社会人一般の常識がありません。□ 中途採用は最終退出当番の戸締まりや窓閉めのチェックの責任を全く果たさないで無チェックのまま最後まで仕事をする人に渡します、今までの会社のやり方のように膨大な窓だけは閉めろといっても、20年近く会社にいる人間に対して感じ悪いやつだといって全く反省しません。守衛さんから文句言われても、最終退出当番の責任は回避して、全ての責任を最終退出した人に押し付けます。これでは当番の必要性がありません。膨大な疲れる窓閉めのチェックを最後まで残る疲れた人間に押し付けるおかしな新規のやり方は、社会人のマ
ナーとして間違っていると思います。□(このようなことは、メールで訴えても、なかなか中途採用には理解できません。人事はおかしな人間を優秀扱いして入社させたものだと思います。)□
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